2011年2月25日金曜日

勝手な考えを書いてみた。@コッポラの映画のdvdジャケットやポスターデザイン

このポスターはマリーアントワネットのデザインととても似ていると思う。文字がつめつめじゃなくてゆったりしていて一色しか使われていなくてフォントもシンプル。ちょっと斜体ぎみ。むしろおなじフォントや条件なんじゃないかとおもうくらい!でもちょっと違うか。全体的に水色、青、緑、黄色、白で夏なイメージ。イメージを大きく外れる要素がなくて見てて落ち着く感じがする。文字白でもいいんじゃないかっておもったけど白だと白すぎるね。(意味わからんね)エル・ファニングちゃんの服や肌が白いからそれの上下に入る文字が白だったら白!白!白!ってなっちゃう気がする。黄色だと程よい。太陽のイメージも加えられると思う。映画祭?か映画会社?かなにかわからないけどペガサスかなんかと67のマークが白でそれは黄色じゃなくて白でほんとにいいと思う!


露光の高い少女の写真に、ステンシルみたいな白のTHE VIRGIN SUICIDSと黒い手書きの文字。このかんじたまらない。。マリーアントワネットの時みたいに文字は全部同じ色っていうのも素敵だけどこのdvdジャケットの場合は色んなデザインの文字を使ってるから違う色にしたほうがその違いが際立つのかな。手書きの文字が白だったらぼけちゃうきがする。やっぱり黒がいいな。少女の日記を盗み読みしてしまったような気持ちになる。ステンシルみたいな映画のタイトルロゴも黒だと強すぎるしピンクだと髪の色と似ていてぼけちゃうし白がパッとしてていいな。(うまく言葉で洗わせられない;;)THEのEとSUICIDESのEが微妙に形違うからほんとにステンシルなのかもな。そう考えると監督名や出演者名が手書きっていうのにも納得がいく。全部手書きってわけだから。

写真がごちゃごちゃしてるからLost In Translationの文字はこれくらいシンプルでも目立つ。これがもしすごくデザインされてるフォントがつかってあったら写真とまじってしまってかえって目立たないんだろうな。目立たせたいものがあるときはどこかを抑えたりどこかを派手にしたりしたほうがいいんだな。。いくらカラフルがすき!ってなってても全部カラフルにしたらせっかくの色やデザインがパッと表に出てこないと思う。私はつい色×色のコーディネートをしたり異素材ばっか組み合わせてしまったりごちゃごちゃになっちゃう。デザインするっていうのは必ずしも凝ろう凝ろうとするのではなくてもっと技術を減らしていくことでもあるのかもしれないな。。時には。

全体てきにクリーム色で落ち着く。このポスターのバランスすごい好き。文字が茶色っぽいくらい色使われてるけどこれを例えばマリーアントワネットとかサムウェアみたいに派手な色を使っても素敵だと思う。でもあえて暗い色で手でかいたようなフォントでそこがすごく映画と合っていると思う。所在ないかんじが伝わってくる。切ないような。。

全体的に白とピンクと水色でまとまっててすっきりしてる。
マリー・アントワネットという歴史上の人物の映画なのにショッキングピンクなロゴになっててその意外性がいいと思う。ただマリーアントワネットを描いただけの映画じゃないんだなって思う。

ソフィア・コッポラの作品のタイトルロゴのシンプルさがすき。単色だったりフォントも凝ってないし。でもそこがおしゃれと思う。文字と文字の間をゆったりさせてることが多いところも好き。virgin suicidesの手書き文字もかわいい。服部一成さんのデザインが好きだな~って思う感覚とおなじ部分がコッポラの作品のロゴに反応してます。うまく説明できないけどいいな~。真似できそうでできないかんじだ。。写真と文字のバランスが絶妙。。